厳しい寒さから開放されたかのような3月。
少し暖かくなると気分も変わるよねー。
街では梅が三々五々にほころび(三々五々ってこんな使い方で良かった?笑)、空気もぐいっと暖まり、春の装いを感じるこの時期は、生きる力を感じます。
子供さんがいる家庭では、卒業式、受験、入学式で準備もたくさんあり、大忙しですが。
我が家もそんな時期がありました。

さて本題。
水道配管は見えないところにあるので、気にしない方が多いのですが、こういう配管は良くないよと知っててください。
写真のように空中に浮いた配管がポイント。

四角で囲った部分は支えるものはなく、空中浮遊状態。
水道を出したり、閉めたりすると水圧がかかるのでこの部分が揺れます。
配管は継手というもので繋がれているので、水圧がかかるとここに力がかかります。
長い期間、この水圧がかかり続けるとある時突然漏水し出します。

丸で囲った部分は継手で床の上まで伸ばしているところ。
この継手部分が一番水圧がかかります。
にもかかわらず宙吊りです。
これはいけません。
宙吊りにしてしまったら、水圧の振動で絶えず動いているので、継手部分で漏水が起きます。
水道配管は水圧がかかってもいいように、木材と緊結しなくてはなりません。
見た目は何もおかしいとは思わないかもしれませんが、この配管の仕方はレッドカードものなのです。
こういうもの一つで建物の質の良し悪しがわかります。

不動産で戸建てのチェックをしばしばしますが、新しくても良からぬもの、古くてもしっかりしたものがある。
築年数だけで判断されないように。
築年数で判断するのは耐震基準が新は旧かだけでいいですよ。
旧でも耐震診断を通してしっかりと補強もできるものです。
ただ見えないところがイマイチの品質だと、イマイチのところが多い可能性が高い。
そういうアドバイスをさせていただきますので、
中戸戸建を希望される方はぜひご来店の上、ご相談くださいねー。2月28日 6:59