うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

解体と言う仕事は!

解体というと、うるさい、汚い、埃だらけ、響く、洗濯物が汚れる、いい加減にして・・・こんな言葉が出てくると思います、笑。
私も自宅近くで解体が始まったときは、チョーストレスでしたぞ。
一番嫌だったのは、砕いたコンクリートを細かく粉砕する音と振動。
これは耳についてしまって、他の音が入らなかったです。

振動にはなれている私でさえ耳障りと感じたりするので、ご近所の方は特にそう思うと思います。
お互い様という訳の分からない言葉がこの業界ではあります。
業者でお互い様ですからと言う人もいた。啞然。
最大の配慮をしなくてはなりませんよね。始め良ければ終わり良しと言うように、スタートが肝心なのです。
まずは配慮第一。
次に依頼して下ったお客様に解体屋は何を届けるのか?
きれいな更地です。
すぐにでも工事がスタートできるきれいな更地の敷地をお届けするのが任務です。
この目線で解体後の更地をチェック。

これどう思います?私たちの現場なので、お恥ずかしい限りですが、凸凹で美しい整地がされていない。
ただ均しただけで凸凹。歩くのもつらいような凸凹は整地したと言えない。
やり直し命令出しました。
お客様にもお伝えし、やり直しの許可をいただきましたよ。

ちゃんと踏み固めて整地すれば本当にきれいになるのにもったいない。
道路などはきれいに掃除されていて、あと一つ整地だけしっかりすればいいものを。

現場に行く時はいつもお客様の視点で。
これを忘れたらもうこの仕事をしてはなりません。
初心に戻る良いきっかけになりましたよー。
3/1に再度整地実行。
写真を送れ!!!と厳に指示してこれが届きました★オッケー。

 

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