左官仕上げがスピードアップしています。
表面の仕上げ方も一工夫も楽しみの一つですが、私個人的には出隅のエッジの効いた仕上げが好きです。
下の写真は下塗りの修正をかけているところ。
こういう下地に時間をかけることが、表面の美しい仕上げになるのですよ。
下地は下塗り、中塗りと言いますが、ここに時間をかける。
下塗り、中塗りがしっかりできるためには、大工さんの下地が重要になります。
すなわち連携プレー。
職人とは後工程のことを考えてやらないとね。
そして上塗りの仕上げ。
模様が楽しい。
乾燥していないので、色合いが濃く見えますが、乾燥するとスカッと見えますよ。
私の好きな出隅の仕上げ。
これは下塗りですが、下塗りでこのプチR面があれば仕上げはその通りになっていくよね。
すっと伸びたエッジが好き。
建築は垂直線と水平線の集合体です。
所々、斜めがあったり、Rがあったり・・・シンプルだけど、一つ一つの仕上げに力を持たせる。
見る人が見たらわかる仕上げの力。
美しい美しくないは、こういう細部の仕上げで全てが決まると思います。
表面の仕上げは大切ですが、垂直線と水平線がしっかりと綺麗に仕上がっていると美しいのです。