積算・発注の専門知識を木村から徹底的に仕込まれ、自らも建築現場を回って理解に努めた鈴木。
「数年前に建てた自分の家の設計図面を見返してみると、当時あまり理解できていなかった家の細部の構造や使用している建材のことなどが、今では正確に把握することができました」
積算・発注の担当者は、図面を見て必要な建材の量を計算し、見積り金額を算出する業務を担いますが、仕事に慣れてきた鈴木は、最近、お客さまへの想いが芽生えるようになってきたといいます。
「お客さまにとってお家は一生に一度の買い物。せっかく自由設計の注文住宅を建てるからには、“こんなお家にしてみたい”というご要望をどんどん伝えていただけたらと思います」
細部にわたってのご要望を受けるたびに、そのご要望を実現するための見積もり金額を算出する積算担当者の仕事量は増えることになりますが、それは鈴木にとって“歓迎すべきこと”だといいます。
「後で“もっとこうしておけば良かった”ということのないように、“想い”をすべて伝えていただき、その後でこちらが算出した見積り金額の数字から判断していただければと思っています。隅々までご満足いただける一生のお住まいを手に入れるお手伝いをしていきたいですね」
お客さまの理想をカタチにして、一生ご満足いただけるお住まいを実現するのが「on・new うえやま建設」の願い。お客さまが直接目に触れることのない部署の担当者にもその想いは一貫しているのです。