うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

漆喰の魅力-2 漆喰の壁の部屋に半年間お味噌を置いても、カビが生えることはありません

古くはエジプトのピラミッドや古代ローマの建築物、日本でも戦国時代のお城や神社仏閣、商人の土蔵などに使われてきた漆喰。

そんな漆喰の壁の家にはどのような魅力があるのでしょうか

特長の1番目に挙げられるのは「調湿効果」。漆喰は微細な穴がいくつも空いている構造のため、空気中の湿気を適度に調整することができます。湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出。1年を通して快適な室内環境を作り出します

抗菌作用の高さ」も漆喰の大きな特長です。漆喰は強アルカリ性なので、有機物を分解する殺菌機能があります。さらに主成分の消石灰の作用によって細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。

先日、モデルハウスで開催した「味噌作りイベント」で作っていただいた味噌は、漆喰の壁に囲まれた部屋で半年間お預かりしますが、その間カビが生える心配はありません。そのくらい抗菌作用が高いのです。

もうひとつ見逃せないのが、漆喰の「保温保冷効果」。冬の朝でもモデルハウスの室内温度は10度を下回ることはありませんでした。これは、漆喰の持つ熱の反射効果によるものです。部屋の中で温めた温度を反射してくれるため、前日の暖かさを長時間経った朝まで保っていられるのです。雪でできた「かまくら」の中が暖かいのと同じ原理です。

夏を迎えたら、今度は冷えた空気が漆喰に触れて反射することで、涼しさが持続されることになります。

漆喰のもたらす快適空間の魅力、ぜひ天白区の「on・new うえやま建設」モデルハウスで体感してみてください。

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