うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

築50年超だから確信をもって パート4

洋間の床。絨毯が敷いてあったので、建築当時のママの色合いだと思います。

カバ桜。綺麗な色合いでうっとり。

虫喰いの穴を発見。これシロアリではないですよ。

シロアリは穴が開くまで食べたりしません。

光が当たると自らの水分を奪われるので、外に出てくる時は交尾の時です。

それまでは水面下で潜んでいます。

穴が開いていようが現役バリバリ。まだ使えます。昭和の40年代の建物らしく、床と壁の境目にある黒い板は幅木は入り幅木というもの。

新建材です。

メラミン化粧板だと思います。

その上から壁の板を貼ってる。

それはプリント合板。

レトロだよー。

私が大工始めた頃にはまだこのデザインが主流でした。

懐かしさいっぱい。

大工の目線から見ても、この当時の大工さんは腕がいい人が多い。

お客様の話では30代前半の大工さんが造作したそうです。

10代から修業して、ちゃんと努力すれば20代後半には一端に棟梁さ。

私も23歳の時に建てた今池にあるお住まいをもう一度見てみたいです。

下請け仕事だったので、元請けさんに無断では行っては筋が通らない。

いきたいけどなかなか行けないですねぇ・・・。前だけチラリと通ったことはありますが。

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