洋間の床。絨毯が敷いてあったので、建築当時のママの色合いだと思います。
カバ桜。綺麗な色合いでうっとり。
虫喰いの穴を発見。これシロアリではないですよ。
シロアリは穴が開くまで食べたりしません。
光が当たると自らの水分を奪われるので、外に出てくる時は交尾の時です。
それまでは水面下で潜んでいます。
穴が開いていようが現役バリバリ。まだ使えます。昭和の40年代の建物らしく、床と壁の境目にある黒い板は幅木は入り幅木というもの。
新建材です。
メラミン化粧板だと思います。
その上から壁の板を貼ってる。
それはプリント合板。
レトロだよー。
私が大工始めた頃にはまだこのデザインが主流でした。
懐かしさいっぱい。
大工の目線から見ても、この当時の大工さんは腕がいい人が多い。
お客様の話では30代前半の大工さんが造作したそうです。
10代から修業して、ちゃんと努力すれば20代後半には一端に棟梁さ。
私も23歳の時に建てた今池にあるお住まいをもう一度見てみたいです。
下請け仕事だったので、元請けさんに無断では行っては筋が通らない。
いきたいけどなかなか行けないですねぇ・・・。前だけチラリと通ったことはありますが。