オーナー様の快諾を得て、お客様を現場にご案内。
外部は耐震面材施工+透湿防水シート(ウェザーメイトプラスという優れもののシートだよ)でいい感じに。

耐力面材はこれ。

玄関庇の下地できる。受金物がなかなかの優れもの。垂れないしばっちり。シンプルな形状だけど、強度が第一。

外壁下地の横胴縁はもちろんヒノキ材。桧は釘、ビスなどの引き抜けに粘り強さを発揮するので材種選択は重要だよ。

背骨のようにドーンと横たわる梁が実にいい。

柱と梁の引き抜け防止にシナーコーナーという金物設置。

下はホールダウン金物。

これは制振ブレース「プレースリー」。この変わった形が地震力を吸収し、建物に加わる力を半減させてくれます。

全体像はこれ。4か所設置。

ただ制振という考えが基準法になく、これは耐震として扱われる。法律がおかしい。五重塔なんて最高の制振なのに、そこからちゃんと法に落とせと言いたいです💦
制振ブレースをつけているうえに、柱金物取付。やりすぎって思いますが、昔の大工の勘で考えては時代遅れなので何も言いません(笑)

現場はめっちゃきれい。
月曜からセルローズファイバー断熱の吹込みです。
外部からの音が消えるよ。暖かくなる。楽しみです。
