大型の神棚の依頼を受け、材を発注。
桧柾目の1尺3寸5分巾を希望したけど、柾目で1尺3寸5分巾は流石に取れない(と思っていたよ)、1尺ならできると連絡がありましたが、巾が1尺3寸5分巾は必須だったので桧の板目上小節でオーダー。
木表。神棚の上端になるところ。ここに神殿、榊、お神酒、塩、洗米がおかれます。

この目のきめ細やかさ。

香りも桧の甘い香りが充満している。この柾目の部分は実に美しい。桧ならではの光沢もあり。鉋仕上げなので光り方がとてもいいんだよ。最近の木材はベルトサンダー仕上げで、表面のこのような光沢は無し。ザラっとしている。
材は赤身と白太が混じっているけど、これは承知の上です。全て赤身と言うとまたこれがなかなかない。
全て赤身と言ったらもうテーブルに使われるようなサイズになる。コストのこともあるのでほどほどに。
赤身と白太が混じっているけど、時間が経つと同じ飴色になるよ。
工場で加工して組み立てて現地に持っていく予定。
傷なんかつけられないから緊張するよ(笑)
