うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

ドラフトから思うリーダー像

中日、やりましたねぇ。
4球団競合でくじ引きを当てる。おまけに横浜、巨人、阪神を出し抜いての獲得。

左の主戦小笠原がメジャーに行く、そして圧倒的な抑えのライデル・マルチネスが移籍しそうなオフ、金丸君の引き当ては凄い。2位の左腕吉田君も評価が高い選手。

3位に高校生の大砲、4位に福留孝介が一押ししていた日生のキャッチャー。

5位、6位に高校生左腕と右腕。育成では甲子園で中京と戦った宮崎商の遊撃手と鹿児島実業の右腕。

即戦力候補3名と未来のチームの核となって欲しい高校生5名を指名。満点以上のドラフト。

投手陣、メンツはいるけど計算できそうなメンツが少なくなってしまっている今のドラゴンズ。

ここに金丸君が入るとかなり変わってくると思います。
新監督の井上一樹は好きな選手だった。
一番思い出すのは落合政権の時、甲子園で2-3で負けてて9回表ツーアウトランナー無しで阪神の抑え藤川球児から放ったセンターバックスクリーンに飛び込む同店ホームラン。
勝負強かった。
絶対的なレギュラーではなかったけど、ここ一番の彼の活躍は覚えているファンも多いと思う。

監督就任して初めて選手に伝えたメッセージが熱い。

根性論でも精神論でもなし。
熱い思い。
俺の好きな選手になってくれ、それは・・・という内容。
ベテラン陣にも優しさもありながら、厳しさも伝えるトークは苦労人だからこその味わいがある。
深みが言葉にある。
チームリーダーはここが何よりも大切ではないかなと改めて感じる新人監督さん。

チームも明るくなるような気がする。何となくどんよりしてて、暗い雰囲気だったものなー。
負けている、負けたのにヘラついている選手もいたし。

前政権の時よりもファンの期待値は確実に上がっていると思う。

会社も然り。
あれこれしろではなく、働く仲間のマインドが上がることを第一にしてあげないと。
まずはそれ。
未来を示してくれる、任せてもらえる、いつも心に掛けてもらえる、失敗を人ではなく仕事の仕方に対して追究するなど、マインドが上がることはいくらでもある。
まずここ。
ここからスキルアップ、成果アップに対する具体的なことになると思う。
井上監督はこれが凄く長けている印象がある。選手区別なくはっきり言える人なのが素晴らしい。
頼られる素晴らしいリーダーになりそう。
来年はようやく昔の中日が復活しそうな予感。楽しみ。

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