うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

Double Play! 

ジャケットで買ってしまうこのアルバム。


内容は2人のピアニストアンドレ・プレヴィンとラス・フリーマンにドラマーシャリー・マンが絡むという珍しい編成。
ウエストコーストジャズを代表するピアニストとドラマーですが、ノリの強い曲想が好きな自分にはベースが入っていないのは少々寂しい。

けど、トップにイシューされている「Take Me Out to the Ball Game」はチョー有名曲で気に入っています。


何と言ってもメジャーリーグベースボールで終盤になると球場全体で歌っているもの。
これはメジャーリーグの文化。敵味方関係なく、皆で大合唱。

素晴らしいと思います。

数日前からMLBのポストシーズンがスタート。この仕組みが非常に盛り上げる。
6地区の優勝チームがシードされるが、その中でも勝率の高い2チームがディヴィジョンシリーズからのスタートで、3位のチームとア・リーグ、ナ・リーグで優勝はできなかったが、勝率の高いチームが3チームワイルドカードでポストシーズンに出ることができる。

ワイルドカードチーム同士とワイルドカードチームvs勝率3位チームでワイルドカードシリーズを戦い、勝ち抜けたチームがディヴィジョンシリーズとしてシードされた2チームと戦うシステム。

ここで勝つとリーグチャンピオンシップがあり、勝てばワールドシリーズ。

最大試合数ワイルドカードシリーズが3、ディヴィジョンシリーズが5、リーグチャンピオンシップが7、ワールドシリーズが7で、計22試合が最大。きつい戦いだけど、シーズンの試合と比較にならないぐらい気迫が全面に出てメジャーリーグ最高の醍醐味になります。

個人的にはアメリカンリーグでワイルドカードで勝ち上がったカンザスシティロイヤルズが好き。
メジャーな選手がたくさんいるわけでもなく、地味なチーム。
2014、2015とワールドシリーズまで勝ち上がったし、2015は制覇。
主力がフリーエージェントで抜けて低迷期も長かったけど、今回はワイルドカードシリーズを勝ち抜け、ヤンキースとのディヴィジョンシリーズに突入。
チームカラーはブルー。中日と似ているのもいい(笑)

そんな試合の中でも敵味方関係なく「Take Me Out to the Ball Game」が終盤になると大合唱される。
豊かです。
鳴り物がないのも球場の雰囲気がリアルでうらやましい。

日本で鳴り物が出てきたのは、最初は広島市民球場だと思います。トランペットで応援しているおっさんがいて、驚いた時期があります。昭和50年代の半ばなのかなーと思います。
それまでは鳴り物がないので、打球の音、ミットに納まる音、走る音などが臨場感を高めていたよ。
そういう日本のプロ野球がかっこよかったけど、今は皆無。
これも時代。
メジャーリーグは昔と変わっていない。そこがアメリカという国の豊かさ。文化がつながれる。
ジャズの話から反れてしまいましたが、文化をつなぐということは国力なので私も大工の魂を貫徹してやっていきますよん!

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