耐震基準が明確となり、様々な金物がある今です。
昔は釘、鎹、鉄製ボルトがお決まり。ボルトも羽子板ボルトと言って、釘打ちのものだけ。
下の写真の右下に梁と梁を連結する鎹あり。メッキもされていないので錆びています。
このボルトも同じく錆びてしまっています。
錆びているからダメではなく、表面錆びだけなので強度にはほぼ影響なし。
今はこんな金物がずらりと並んでいます。
鎹というものはほんの少しだけ使うだけで、大半はこのようなメッキプレートタイプ。
これで柱の引き抜け防止になったり、筋交の外れ防止になったり検証されて販売されています。
時代は変わりました。
引き抜け防止の強度も金物によって異なる。
選択肢は色々ある。
金物費用は積み重ねると凄い金額になります。
昔は2万円もあればほとんど買えていた。
今は十数万単位。
これも時代。
だけど基本の木組みがちゃんとしていること。
金物ありきではないよ。