うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

日々徒然

久しぶりに日常のあれこれ、思い出すことなどを綴ろうと思います。
我が家の今は奥さんと次男坊の3人構成。
長女、長男、次女は家を出て頑張っています。
たまに長女・次女が帰ってきていますが、そういう時は何かを食べに行く時に決まってるぞよ(笑っちやうよ)

昼にランチに行ったという話も後から聞く。それもちょっといいところに。ランチだから安いと。私の昼ご飯より遥かに高いんだけどね~。
私には誘いなし(/ _ ; )

もう笑うしかないです。

子供たちは1人暮らしをして随分としっかりしたかなと感じています。

家にいた時はダラダラだよ。これは仕方ないよね。1人で生活するのは自立なのでいいことだと思います。
奥さんと2人の娘でアチコチ旅に出掛けることも多く、良いことだよなーと思っています。
おなご3人で行く旅は食べ物と買い物がメイン。いつもそんな写真ばかり送ってくるもの。

私も旅に行きたいけど、そんなに休みは取れない。せいぜい三連休取れればいいところ。
一年に数回は旅に出たいと思っていますが、行きたいのはいつも東北地方。
もう20年近く前ですが、次女が中学生になった頃「もう4人置いてどこかに旅しようか」と私が言い出して、4人に家のことは任せて東北は山形に行きました。
セントレアから仙台空港、そこからレンタカーで山形は立石寺に。
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 という松尾芭蕉の句が有名ですが、登り切った景色は絶景で目に焼き付いています。立石寺に入る入口でおばあちゃんが玉こんにゃくを売ってて、それが本当に美味しかった。4月に入ったばかりの頃でまだ雪が残る頃でしたが、玉こんにゃくの染み込んだ醤油とホクホクの暖かさが身に染みたのは強烈な思い出。
初日は天童に泊まり、二日目は日本海側の鶴岡市まで。目当てはイタ飯のアル・ケッチャーノ。
外観は寂れ、マジかよと思って入りましたが、ものすごく美味しくて感動。
庄内地方は鳥海山から流れ出る美しい水が美味しい食材のベースになっていると聞き、鳥海山まで。
鳥海山の稜線が庄内平野に続き、日本海まで流れるように続く美しさは大感動。まだ雪景色だったしね。

映画「おくり人」でもっくんが座ってバイオリンを奏でていた椅子も発見。


そこから秘境の肘折温泉まで。
途中丸池というところに寄ったときに驚いたのが、ふきのとうが道端でゴロゴロ。
皆、踏み付けていて驚き。名古屋じゃ高級食材なのにねー。



丸屋という宿に泊まりましたが、ここが本当に素晴らしかった。
木造3階建ての建物はレトロチックでまさに日本の宿という雰囲気。


派手じゃないところが素晴らしくて「来てよかった」としみじみ思ったものです。
丸屋への道中が除雪された雪の崖の間を走っていくような景色ばかりで新鮮新鮮。
高さ4mぐらいに積み上がっていたのではないかなー。


名古屋じゃ見られない景色の連続で楽しかった。
帰りは新庄経由で仙台まで。
新庄にある蕎麦屋に立ち寄り。普通の蕎麦屋さん。地元の人ばかりがいく店。
大の家という蕎麦屋さんで、本物の蕎麦はこれか!!!という強烈な美味しさ。


大将に持ち帰りたいと言ったら、「持ち帰って茹でたらばらばらになるけどいいの?」と。
それでもいいからお願いと持ち帰りを。実際家でやってみたらバラバラになってしまい、美味しくなかったよ、笑。
蕎麦屋さんの近くに最上川が流れており、この水が美味しい蕎麦の元になっていると聞きました。
改めて食材は水がどれだけ大切かを知った山形探訪。

山形好きになった私は社員旅行でも山形をチョイスして、アル・ケッチャーノにも連れて行ったよ。
それから数回山形に行ってます。米沢も鄙びたところでしたが、非常に魅力的な町。
上杉神社はおすすめ。米沢の町中の普通の店で山形牛のステーキをいただいたことがありますが、絶品すぎて驚いたことがあります。食の文化が高揚している山形。いいところです。
また行きたい。
山形に住みたいぐらいです^^;



PAGE TOP