うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

駿河遠征 その2

仕事が詰まってて休みなし状態で今月はやっております。

休みが無いって精神的に良くないですねぇ・・・つくづく感じる。

束の間の休息を入れる~これって人には大切なことだと思い切り感じているこの頃です。

来週は無理やり休むぞ!宣言を心の中でしていますが、現場が稼動していると動く羽目になりそう気配が。休めるようにするのが力量なので、ここは皆に助けてもらって何とかするよ。

そんなことを思い起こしながら駿河探訪を書いていますが、いつ行ったのか?記憶も遠くなっている自分に笑えます💦

駿河城を隅から隅まで歩きました。

パノラマで撮影した発掘調査跡。

テレビでよく見る家康の像。鷹狩している家康だね。テレビ?撮影に来ていたよ。

金箔瓦出土地。当時の駿河城って秀吉の大坂城をしのぐ豪勢なものだったかもね・・・金箔瓦だもの。

奥に見えるのが発掘調査の資料館。ここに入ってスタッフの女性と長話。これ楽しかった。旅の馳走は地元の人との語らいだよね。ご飯や観光地もいいけど、地元の人との時間は一番の思い出。これは昔っから変わらない私です。

隅櫓。再建。入口で中をちらっと見て中には入りませんでしたが、桧の香りが濃厚に香る立派な木造建築。外は漆喰仕上げ。

反対側の再建隅櫓の医師団はきれいだった。

これも再建された門。立派すぎる。

この太い桧の柱に地松の梁。石垣が現代のもので興醒めするけど、素晴らしいつくり。

石が基礎。その上に柱を建てている。これを石場建てと言います。

石は吸水率が低くて木材に湿気を伝えにくい事で劣化しない先人たちの一工夫なんだよ。コンクリートの上に載せると木は湿気を含み、劣化していきます。

県庁と隅櫓はミスマッチだけど、仕方ないね。こういうのを見ると天守が破却された廃城の方が醍醐味がある。

茶室のようなところがありましたが、イベントで中に入れず外だけ。

縦桟はナラかタモの木で、なぐりという加工がしてありました。

3本置きに竹半割材を入れてお洒落。

打ってある釘は頭巻という和釘。

駿府の城は大きくて全周回って≒1.5時間。城址探訪が目的だから隅々まで見るからかかるよ。
この後に静岡市の歴史資料館。そして寺を二ケ所。
それはまた後日。

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