うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

ゆらり東北 その5 

白石城址近くに残っている武家屋敷まで散策。
武家屋敷と言えば、用水です。
当時はここで洗い物をしていたのでしょうか?鯉は泳いでいなかったけど、とっても風情のある街並み。

ほとんどの武家屋敷は取り壊され残っておらず、残っているのはこの一軒だけのようです。

城からの距離、敷地の狭さ、建物の設えを見ると下級武士とわかる。

入ってみると・・・ここが唯一の大部屋で家族が集まる所。すぐ横には台所があり、農家と見間違えるほどの質素さです。

一応床の間があるのは、武家の家だから。ここに刀剣、甲冑が常備されていたのかな?

藁ぶき屋根。上級武士は瓦だよ。

ここでも見つけた和釘。かい折れ釘。

炉の框の仕口はシンプルな仕事がしてあった。面取り部分だけ欠きこんで上から落とし込み。

道路で見つけたマンホールの蓋。白石市、汚水。中心には釣鐘。

この釣鐘の意味わかるかな?
片倉家の家紋です。戦場で釣鐘を打ち鳴らして戦え!というメッセージかな?と思っていますが。

白石市はとってもゆったりとした静かな町。
仙台もいいけど、白石もいいよ。ぜひ。

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