うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

遠路、呉へ

朝4時出発の広島県は江田島。

遠かった…何とか予定通り12時着。

初日の目的地は海上自衛隊第1術科学校。

旧日本海軍の基地。

素晴らしい建物を見ることができて嬉しい!

このピリっとした雰囲気。

明治の建物。和と洋が混じった当時の日本建築は愛おしい。

今は海上自衛隊の訓練基地。

この建物は「るろうに剣心」のロケで使われたそう。ここに江口洋介がいたんだなー(私の世代だと佐藤健じゃないな・・・)

この照明は旧海軍時代のもの。碇が記してあるのがわかるかな?

この基地の中に旧海軍潜水艦海竜がありました。海中特攻兵器。

このような兵器は日本の技術の高さを誇示するが、当時これに乗る人たちの心はいかばかりか…戦争はいかんです。

呉には至る所に旧海軍の名残がある。

弾薬などを保管したレンガ倉庫。

桟橋。奥には自衛隊の艦船。

戦艦大和を生み出したドッグ。

凄いデカさで驚愕。 

桟橋横には空母?

軍艦が何隻も係留された光景は驚き。

夜飯に繰り出した居酒屋で80歳のオヤジさんと仲良く。旅の醍醐味は地元の人との語らい。これが一番の土産です。

まさに軍港なる光景は呉の人には当たり前じゃけんと言われて、地域それぞれの当たり前があるんだと改めて知りました。ある鉄鋼企業が撤退するようで、跡地は自衛隊が使うとも聞きました。近い将来、ヘリポートもできるとのこと。災害に備えてということらしいが、有事に備えてという意味合いもあるそうです。

そういう街だから大和ミュージアムもある。大和ミュージアムは呉市営だって…びっくり。パンフは大きく大和ミュージアムとあるが、その横に小さく呉市海事歴史科学館とある。年間100万人が来るらしい。コロナで激減して今は50万人ほどだが、戻って来るとのこと。開館と同時に凄い人で週末はすごい人だかりだと想像がつく。50万人×500円(企画展込みだと800円)=2.5億円…市の大きな財源だろうな。

これが初日の行程。

翌日は大和ミュージアム。見たら帰途に。

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