タイトルの投げかけ、アンサーはノーです。
トタンとは鉄板に着色した鋼材を言います。
ガルバリウム鋼板との違いは、アルミと鉄の合金であることと、塗装の質が全く異なる二つが挙げられます。
この写真を見て。
波トタンと言われるトタンに塗装がしてあり、剥離している。
剥離した部分を触ると・・・鉄板の素地は全く傷みなし。
薄錆があるけど、表面錆びで鉄板自体が穴が空いたりしていません。
ということは、見栄えは悪くなっているけど劣化していないので防水効果は守られているという事。
このトタン、半世紀前ばかりではないです。
もっと前。
昭和の20年代か30年代ではないかと思います。
メンテナンスも一度だけ塗装しただけであとはやっていないと思います。
それでこのロングランの維持。
ましてやガルバリウム鋼板ならもっと長寿命。
再塗装しなくてもいける。
私が最も好きな素材です。
最近はサイディング仕上げが凄く多い。我々はほとんど使いませんが。
将来メンテが必要になる。
素材選択は今ではなく、将来を見据えて考えよう。
必ず維持管理の問題にぶつかるので、今より未来を考えて。