ぐるっと現場に走ってチェック。
まずは平屋の基礎工事現場。べた基礎の鉄筋配筋工事中。
鉄筋の錆が出ています。これって心配??
心配しなくていいですよ!
鉄筋は鉄。空気に触れた瞬間に錆は出ます。そして現場でこのように工事をしていると雨が降って錆びます。
でもコンクリートを流し込むと酸性の鉄筋はアルカリ性のコンクリートに保護されて錆はそれ以上進行しませんよ。錆びるのは仕方ないのですが、最後はコンクリートで被覆する事で錆は止まります。
鉄筋の定着長さ。鉄筋の重ねの長さを言います。40Dとよく言われます。Dとは鉄筋の直径を言います。13㎜の鉄筋なら13㎜×40倍=520㎜。写真を見て下さい。
このブログも定着長さを教えてくれますよん。https://aibakouzib.exblog.jp/20396607/
まだこれからですが、基礎天端のレベルポインタ。これで基礎の水平を出す。
ピンコロ。鉄筋のかぶり厚さを確保。
瑕疵担保保険の検査が近日中にあり。これが終わらないとコンクリート打設はできないんですよ。
型枠が立ててある下にコンクリートがちらりと見えます。
捨てコンクリートと言いますが、これをきれいに仕上げるかどうかで全てが決する。捨てコンのレベルをしっかり出して水平にする。型枠を組んではみ出さないようにする。当たり前だが結構やっていないのが現実。
ダメな捨てコンはこれ。
捨てコンを流して木鏝で押さえただけ。型枠を入れて真っすぐに打設していない。コンクリートに砂利が見えているのは、押さえ不足と水平がちゃんと出来ていないから。
良品質のものをつくるのは工務店の絶対の原則。じゃなかったら工務店ではないと言いたい。営業は大切だけど、物づくりの精神を忘れないように。