レコード屋で一目見た瞬間に惹きつけられたジャケット。
女流ピアニスト、マリアン・マグパートランド。彼女のアルバムは他にも数枚ある。
素敵なジャケットなのに一番マイナーかな?
理由はハープが入ってるからですよ。彼女の後ろにハープがジャジャンと写し出され、ジャズファンは避ける。クラシックの香りがした途端にスルーするのがジャズコレクターの習性だもん。
曲とメンツを見て買うのが正しい。
ハープ担当は知らないからスルー。ベースにビル・クロウ、これは良いぞ!となる。彼はジェリー・マリガンのカルテットなどでよく知ってて、私が好きなノリノリベースをやってくれる。彼が入ってるからもう買いです。
そしてドラマーにジョー・モレロが…ブラッシュの達人。ディブ・ブルーバック・カルテットでブラッシュしまくりの彼が好きでねぇ。彼もいるから買いです(笑)
もうハープのことは忘れてますわー。
このアルバムはチェロ、ハープが入ったピアノクイテット。
どちらかといえば、ライトな雰囲気に終始。でもスターダード曲、i could write a bookやSand in My Shoes、Struttin’ with Some Barbecueなどはめちゃくちゃノリが良くて素晴らしい。
マリアンのピアノの軽いタッチで好感が持てる。ジャズピアノでしばしばあるのが、鍵盤を強く叩くピアニスト。プロは強く叩きません。流れるように弾く。
マリアンのピアノは軽妙なタッチで聴きやすいよ。