60センチ床を延ばし、その上に既存のサッシを再度取り付け。青いシートはウェザーメイトプラスという優れものの透湿防水シート。
下のつっかえ棒は後から撤去だよ。
屋根に防水ルーフィングを貼る。
中から見ると、延ばした床下に断熱材。
板金屋がガルバリウム鋼板で屋根仕上げ。
これはちょっと難しい技術が必要です。
60センチ伸ばした袖壁に筋交いを入れて吊る形。
この筋交いの精度が甘いと垂れ下がってしまいますよ。このような仕事は私が20代前半にやって以来。造作出窓は金物でやると言う考えもありますが、金物よりも手間がかかってお金がかかるやり方を採用。これでどれだけ荷重がかかっても下がる事はありません。金物だと下がる危険性もある。
やり方を少し悩んだのですが、大工造作でやれて正解。こんな見えないところに一手間を加えたい、いつもそんなことばかり考えています。もっと見えるところにお金をかければ良いのですが、笑。技術屋のプライドにかけてゆずれないとこだね!