私が若い頃に窓枠や建具枠でよく使った化粧枠ホワイトアッシュ。別名米タモ。
木目は通直で穏やか。
硬い。気乾比重0.67あたりの重たい材。
気乾比重→乾燥木材の重さと同じ体積の水の重さを比べた値。数値が大きいほど重く、小さいほど軽くなります。気乾比重が「1」を上回る木がありますよー。それは水に沈むということ。ウッドデッキなどで使われるイペという木材はまさにそれ。
いつも使っている杉やヒノキは0.4ほど。ホワイトアッシュは重いんです。
今回は私が取り付けた玄関ドア枠に使用。
このような形状に仕上げます。一部分カットされているところはサッシ枠のアングルピースのしゃくりです。
しゃくりとは、大工の専門用語。
木目に対して平行方向に欠きとることを言います。
逆に、垂直方向に欠きとることを「欠く」といいます。
このような加工をして枠を作ります。めちゃめちゃかっこよくなるよ。かなり高級感が出るデザインにする予定。お楽しみに。