この写真を見て「だめだよ」というのがわかる人は結構詳しい人。
メーターから20ミリの配管が敷地内に入っていますが、鉄骨の柱の基礎の下に配管がそのまま通っています。
こういう工事をやっていると、ちょっとした震度や荷重で、水道の配管が割れたりする。
配管の継手がいっぱいあり、そこで亀裂が入って漏水をしてしまいましたが、無事復旧。
後から何かをする人のことを考えてやっている工事ではなく、場あたり的に「まあいいだろう」と言う施工です。
水道配管を気をつけて解体をしてちゃんとやっているのにちょっとしたことで漏水を起こす。
この配管の仕方のおかげで、修理や宅内の水道設備に少しエラーが出て大慌て。
建築の工事は、長い先に後からやる人のことを考えて、ちゃんとした施工をやっていかないとだめ。
最終的にはお客様が困ることになる。このようなことをやる職人は、最終的には仕事の依頼がなくなり、自業自得に陥るんだけど、目先の利益に走った結果ですね。反面教師でしっかりとやってきます。