前回「木造住宅の基礎 まとめ①」では基礎ベースコンクリートと立ち上がり部分のジョイント部分の砂目だしまでお伝えしました。
今回は立ち上がり部分のポイントについて。
立ち上がっている鉄筋部分にレベルポインターを設置します。
これは基礎の高さ・・・すなわち水平にするためのパーツです。写真に色々と書いていますが、要はこの黄色いマーカーのところまでコンクリートを打ちなさい、この羽根部分が水平ですよ、パッと見てわかるようにします。
ここまでやったら、今度は散水です。コンクリートは水中コンクリートというものがあるようにゆっくり乾くと強度が増します。
そして割れの防止。一気に乾燥すると割れてしまうからです。
コンクリートの割れは必ず出ますが、その割れの基準はご存知ですか?これ、プロでも知らない人が結構います。
それはお会いした時にお伝えできれば(^ ^)
散水した後に湿潤養生します。シートで覆う。これでゆっくりとコンクリートが乾燥します。
ここまでやると、ようやく次の立ち上がり部分の施工になります。
それはまた次回に。