キッチンの施工のついでにクロスのことを少し話しましたが、その続編です。
クロスをロールに巻いてでのりをつけています。
ビニールクロスだとまるまる1軒分一気にのり付けができるのですが、紙質系クロスとなると、そういうわけにもいかないんですよ。
紙なので水分を含んだままに放置しておくとゴワゴワになるのです。なので小分けにして糊をつけて貼っていくと言う一手間がかかるんです。
長い時間放置してしまうとそのクロスはダメになってしまって使えなくなります。一気にやれるビニールクロスと紙質系クロスとではコストが違うと分かりますよね。
また貼っているときにも違いがある。
ビニールクロスは伸びるので、少々粗い切り方をしても後から手で押さえて延ばせば仕上がってしまう。
紙クロスは伸びないので切り方に技がいる。どっちの方が時間がかかるかこれだけでもわかりますよね。どっちのほうが時間がかかるかこれだけでもわかりますよね。
そして紙クロスの良さは静電気を帯びないために表面に埃が付かないのです。
逆にビニールクロスは静電気を帯びるために埃を吸着します。
紙の表面に埃が引っ付かないけど、プラスチックの下敷きには埃がつく。下敷きを擦って髪の毛に当てると逆立ちするのはご存じの通り。
ビニールクロスはプラスチック樹脂。下敷きと同じですね。
ボヤが出た時、ビニールクロスからの有毒ガスが出る。ガスを吸うと動けなくなる。紙なら逃げられる。
そんなことを考えて原則紙質系クロスを標準としています(^-^)