うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

デジタル化した地盤調査

以前は完全なアナログだったのが地盤調査。

人為的に作為的にデータを改ざんされ、地盤補強が必要ですと出してくる。
私の中では材木屋(産地ごまかして持ってくるのが昔の材木屋、笑)と地盤調査屋は信用が置けない業者でしたねぇ。
しかし、材木はあいち認証材というお墨付きが出て、間違いなく愛知県産材になっています。

地盤調査は調査してるとそのまま携帯にデータが送られ、改ざんできないようになっているようです。

これで一安心です。
ただ最近の地盤調査は何でもやりすぎ。
木造は20KNの荷重に対して判定されるのですが、それは2階建てを想定した時のこと。平屋でも同じように判定するらしい。
全く無駄です。

過度過ぎる。

地盤を見て、昔の人たちは判定し、それに見合うよう基礎下の細工をしたものです。私が大工の頃はまだそうでしたよ。
生えている草一つ、周辺の地形一つ、地面の土一つで判断していた。
それで間違っていなかったのですごいことです。
今はそういうのがダメと言う時代。
人が劣化し、機械に頼って判定する。
それも画一的に。
建築の仕事は無駄が多すぎる業界になりました。
若い人たちは???と思うこともいっぱいだと思う。
もっと本物の技術を身につけられる業界であって欲しいと思うこの頃です。

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