いつもは年末あたりに行くのですが、ようやく行ってきました。
ここの神社は神聖な雰囲気が漂います。伊勢国一宮。

平日は参道ガラガラ。

杉の大木が林立。

長い時間お参りをしている方も。ピリッとした雰囲気は心静かに神前に向かわせてくれる。
お願い事は私は会社のこと、夫婦健康、子供たちの自立ばかりですが。

かなえ滝というのが神殿のすぐ横にあります。最近、インバウンド客の池への賽銭投げが問題になっていますよね。
水が汚れるので、投げ入れた賽銭を定期的にすくうと言う事態まで発生しているようです。
ここでも賽銭は賽銭箱に入れてと書いてある。

ぶらっと裏を回っていくと・・・
数寄屋造りの建物が。小丸太柱に同じく小丸太の桁、垂木。日本の数寄屋造りは侘び寂びがあってしみじみ美しいと思います。

建物の周りには立派な苔がびっしり。

苔の思い出があります。庭の至る所に苔が自生しているお客様から「苔を踏まないよう仕事してほしい」と。
苔は踏むと美しさが損なわれる。写真の手前も踏まれた苔がありますが、鮮やかさが違うよね。
「苔を踏まないで」と言う看板は皆さん見たことあると思いますが、美観を損なわないための喚起だからね。
二宮金次郎の石像も。昔は学校で必ず二宮金次郎のことを聞かされたものです。
薪を背負いながら本を読む姿は、勤勉さと道徳の重要性を教えると言う意図。

石像の横では弓道場。的に当たる矢の音が響き、ピリッとした緊張感。

師匠と弟子でしょうか・・・二人が順番に矢を射ってました。

弓道はやってみたいとずっと思っています。背筋が伸び、呼吸を整えて集中して矢を射る。日本人らしさ満開だもの。武士好きな私にはピッタリだけど、平日休みだと弓道を教えてくれる教室も無し。と言うことで今まで何もせずにきてしまいましたが・・・
平日休みは出かけるとどこも空いてていいのだけど、イベントはまず無し。戦国関係だと週末に歴史家とツアーがあったり、講演があったりで全く参加できません。そこはめっちゃ残念ですが、仕事柄仕方ないと諦めています。
平日は平日の良さがあるのでお互い様ですね。
またぷらっといくよー。
