長い間、現場管理者として助けてくれた彼の家の点検に。
今はアドバイザーの仕事をしており、頑張っているよ。卒業生だから、頑張っているのは嬉しいこと。
玄関にこんなカッコよく。

自転車通勤していたらしいが、最近は乗っていないとのこと。
完全な飾りのバイシクル、笑。
長い時間、話をしていて楽しかったです。彼の仕事の話は興味津々。昔訪れた工務店の社長の名前まで出てきて懐かしかった。
私が知っているその工務店たちは年間棟数40,50棟規模の会社だったけど、今は10棟そこそことのこと。工務店の苦戦の時代だけど、こんなに激減していては・・・
デザインも施工品質もいいものを作っているのに、評価されないってどういうことなんだよと思いますが、表面上の見えるものでしか判断しない時代になっているんだと思う。そのものの奥に潜む底力を感じ取る力が無くなっているような気がします。以前は建物でも見えないところに評価軸を置く方は結構いましたが、最近はそんな話は聞きません。表面のことばかり。残念です。人間で言えば、姿形で◯、❌を判定して、ハートの部分は評価しないってこと。軽すぎる。スマホ、YouTubeなどで表面の情報を得て、核心に触れていないことがそんな形になっているのかなと感じます。音楽も同じ。先日ジャズライブ行きましたが、スマホで聴いてわかったようなつもりではダメです。本物のライブ音を聴くと核心に触れることができる。核心に触れたら、スマホでもいいと思うけどね。
核心に触れるということは、スマホからではなく、実際にそこに行き、話す、聞く、見る、触れるが基本。スマホがない時代は必ず皆さんそうしていた。そこにある空気感こそが、判断の大きな材料だと思うけどなー。
さて彼の家。家族四人、元気でイキイキ。こういうのは嬉しい。歓迎してくれたなー。感謝。
高卒で入社してから15,16年経つのかな?愚直な彼は昔のまま。変わらなくていいよね。また行くよ。
