久方ぶりの連休をもらい、大阪まで遠征してきました。
目的はジャズライブ参戦。
もう15年ほど前かな?Yahoo!ブログをやっていた私のブログにコメントを下さった女性がいます。
それが大阪のジャズクラブオーバーシーズの女将さんでした。
その縁でいくたびか訪れてライブを楽しんだのがもう10年以上前なのかなー。
ジャズクラブオーバーシーズのフェイスブックが繋がりとなり、知り合った長崎の彼、オーストラリアの女性ともここのお店で初対面したこともあるよ。ジャズ繋がりは楽しい。純粋にジャズだけだものねぇ。

やはりライブはいい。久しぶりの再会も最高に気分転換になったよ。
オーバーシーズのライブは正統派だから好き。
美しいピアノ、寄り添うベース、何とも居心地の良い時間。

名古屋でもジャズライブは何度か行ったけど、自分が行く時がハズレなのか?ただ盛り上げるためにシャウトするような演奏が堪らなく嫌いで、途中で出たことも何度かあるよ。
オーナーのプロピアニスト寺井さんとも色々と話ができて、プロの真髄を知りました。
大工の鉋削りと同じと言われて、なるほどと。綿のような鉋屑が出る時は、鉋を持つ手に力は入れません。腰で鉋を引きます。ピアノも指先ではなく、全身で弾くと聞いてなるほどと。
一糸みだれない旋律とクリアな音がどんどん流れて、そこにベースが絡む。倉橋さんというベーシストさん。初めて聴きましたが、ベースが太い。ブルンブルンと唸り、かっこよかったねー。
緊張感溢れるピアノだからね、ベースも緊張感バリ。それがいいデュオになるんだよね。
ジャズクラブオーバーシーズは正統派モダンジャズの聖地と言える。大将の師匠がジャズジャイアンツ、トミー・フラナガンなんだもの。

そりゃ正統派さ。トミー・フラナガンに弟子入り志願も14年間何一つ教えてくれなかったそうです。寺井さん曰く「教えるレベルになっていないからだったのかな」と。一回教えてもらってから、どんどんと教えてくれたそうです。認めたということでしょうね。
弟子入り志願はすごくいたみたいです。本場アメリカに100人以上弟子入り志願者がいたそうだが、極東の日本人を唯一の弟子に。私が28歳の時にお師匠さんのところに押しかけたことを思い出しました。情熱が人を動かす。そういうことだよね。そのためには努力しなきゃならんけど。
美しい旋律に癒された時間は再び仕事に向かう力を与えてくれました★
4月中に大きな課題があります。スマートな耐震補強の勉強。毎日やっています。脳みそがどっちかと言えば文系なので、理系のこういうのはなかなかしんどいけど、習うより慣れよです。
施工方法に関してはプロなので勉強というか確認だけでいいので大丈夫ですが、スマートな耐震補強計画のコツを掴むために時間を割かないといけません。
寺井さんは今でも進歩を目指してやっているとおっしゃってました。維持は後退。私も一歩成長を目指してやっているのは同じだよなー。すごくいい刺激をもらった時間に感謝。また行くよ。
耐震補強は命を守るための大切な責務。使命感を持ってやっています。耐震補強を諦めない人をたくさんにしたい。その使命感で燃えてるよ。ファイトだねー。
