アバウトな形で計画を進めてきましたが、いよいよ確認申請です。
そのために現場の正確な寸法を取ってきました。
天井の一部めくって、土台が見えるよう外壁を一部めくって採寸。
桁と梁が出てきました。材質は松。
羽子板金物もちゃんとやってあるよ。屋根は無垢の野地板。こうでなくっちゃいけません。
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土台をむき出しにして床の高さチェック。
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私のスケールは尺貫法とメートル法の二刀流です(笑)
絶対に尺貫法の方が木造建築にはいいと思う。シンプル。写真に7とか8がありますが、これは7寸、8寸。
その間の目盛りで一番長く出ているのが5分を示す。すなわち7と8の間の一番長く出でいる目盛りは7寸5分。
次に長いのがたくさん並んでいますが、これが1分の目盛り。その真ん中に一番小さな目盛りは5厘を示す。
1分は≒3㎜。5厘は1.5㎜。105角の柱は3寸5分角となります。
そして解体予定の壁にメモ書き。これで採寸完了。
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増改築は新築と違って現況の採寸が大切。ここから大工さんが墨出しして墨付け・刻みとなっていきます。
今回は大工さんの手刻み予定。楽しみです。
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