お客様宅に伺った瞬間、すごくお洒落!!!と感じて入らせていだたくと・・・見事!!!
奥様がすごくこだわったようで、センス抜群。
モザイクタイル。この大胆なカラーをマッチングさせるのは勇気がいります。
下のカウンターの色合いとすごくしっくり来てて素晴らしい。
キッチン前のタイル。
このラインを2つ並べたところがポイント。そこに二丁掛けタイルを小端立てしてデザインタイルを挟む。
ライオンや馬などがありますが、これがモノクロなのがセンスいい。ボーダーになっている2つのラインのモザイクタイルが際立って、さりげなくライオンたちがいるのは美しい。
そしてキッチン前の壁面にデザインガラスをはめ込み。
木枠の太さがいいんだよ、これ。この太さじゃないとデザインガラスが貧弱に見える。
そして建枠の間隔がランダム。これも飽きないデザインの一つ。
こんなデザインを奥様が指示したと聞いたので驚き桃の木ですぞー。
※驚き桃の木は、私の年代の人は知っている言葉で、若かりし頃よく流行った言葉だよ→とっても驚いたという意味です(笑)
他にもいろいろありましたが、あまりオープンにしてしまうのはタブーなのでここまで。
こういう感性を持つ方は、建築デザインバッチリできます。
感性、感性と言いますが、何かしらの理論がちゃんと脳裏にあるからです。感性でデザインはするものではないので、今まで様々なものを見てインプットされてきたという鍛錬の賜物。
良いものを見ないとデザインはできません。古き良きデザインから学んで応用する。
とっても刺激をもらいました。勉強しなくてはね。
下は昨年私がデザインしたものですが、式台の見える部分を20㎜にしているのは細く見せるため。
その下に巾木を土間まで155㎜厚でいれているのは、力強く見せるため。
シャープなラインの下に太いものがどっしりあることで「The 土間」になります。土間は墨入りモルタルなので、式台、巾木のウォールナット着色とマッチングして雰囲気が出るぞー!という計画。
そのように仕上がり個人的には大変満足だったけど、違った大胆なデザインを見せていだたくと新たな発想も浮かび、刺激になるね。
ありがとうございます!!!