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天白区で活動30年余り

大晦日。一年がとても早く感じます。昨日もずっとワークしてました。時間がある時じゃないとやれないことがあるからね。まだまだ集中力高し。

法人成りしたのが平成2年。天白区島田に事務所と倉庫を構えたのが平成8年。法人也して35年、天白区で活動して29年。実に早いものです。

もう30年余り天白でやってるって自分でも驚きです。昔ながらの棟梁が運営する工務店。今も工務店が中心だけど、お客様から不動産も携わって!!という要望多々で天白区に絞った不動産仲介もやっています。ここ最近多いのが、中戸戸建・中古マンションの希望。理由は至極明瞭。
土地+新築だと間違いなく7000万円オーバーになり、負担が多すぎることが原因です。

以前は6000万円ぐらいで何とかなるような価格推移でしたが、土地が上がり、建物も昨今の物価高で卵と同じく高止まり。建材・資材・職人単価の上昇率は20%はオーバー。
来春もガラスが30%上がるということで、アルミサッシ価格がドーンとアップします。
新築では最低でも3500万円はかかる。土地もごく普通の条件でも3000万円は覚悟しなくてはならない。
税金、諸経費を入れるとあっさり7000万円オーバーになってしまいます。
そのため中戸戸建からの大規模リノベーションという方向性が視野に入ります。
が、戸建てリノベーションは大変難度が高く、プロ技術を持ったチームじゃないととてもじゃないが、安心を担保する耐震性、快適さを担保する断熱性が確保されません。
特に耐震性は一番気になるところ。特にこの時期は元旦が近づくと能登の地震を思い出す。あれは気持ち悪い揺れでした。

何を信じて耐震性を考えればいいのか?
①名古屋市耐震診断は一つの指標。
昭和56年5月末以前の確認申請建物が旧耐震基準の建物。

でもね、それ以降の建物は新耐震基準と言われて大丈夫というけど、実際どうなの?となりませんか?

昭和56年6月以降の建物でも名古屋市耐震診断基準で数値で見たいものです。それは現地調査をすれば数値化可能ですよ。

②ウォールスタットによる可視化。

ビジュアルにしてリアルに見るのがウォールスタット。

建物のどこが弱点か、リアルにわかる。
建物の重心と剛心のずれも可視化され、ねじれを防ぐための策を打てる。
この二つを併用して検討するのがいいかと思います。

多角的に見るということ。
よくりんごをぱっと見て綺麗と思ったら裏から見たら傷んでいたというのと同じ。
多角的に見る。
地盤のことも然り。
町名、周辺地形、過去地図などがあります。
面白いものにまちづくり情報システムというのがあります。

過去地図、地形、ハザードなど情報満載。
これを見て町名、周辺地形と合わせて見ると、この土地がどんな情報なのかが一定程度見えてきます。
不動産購入の参考にしてもいいと思います。
家とは住む人の生命・財産を守るのが第一使命です。
耐震なくして家じゃなしが現代の当たり前。
多角的に見てくれるサポーターの選択が工務店選択基準と言っても過言ではありません。
複雑な要素が混じり合うので、経験して鍛錬を積んできたプロと出会えるかどうかで命運が決します。
プロ要素をふんだんに導入した我々のリノベーションセミナー、ぜひ参加して参考にしてね。

良いお年をお迎えください。ちなみに昨日は小生のハッピーバースDAYでしたぞ。年末押し迫った時期の誕生日はただバタバタしているイメージしかないですが・・・💦



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