うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

腕利き左官

玄関及びポーチ、階段の石貼り施工を左官さんにゃってもらっています。

何と~大ベテランの2人。82歳と73歳のチョーベテラン。

話をすると、昔懐かしい時代のことが蘇ります。
私よりひと回り、ふた回り上の先輩なので、私の修業時代とは比べ物にならないほどの厳しさだったと思います。

丁稚、小僧当時の話を聞くと、本当に厳しい時代。
休みは1日と15日。月給500円。散髪と映画を見に行くと400円だったとのこと。
メシは親方のところで食べさせてもらえるので、残りの小遣いは100円。凄い時代。
手に職をつけろと言われていた時代。

私は最初は日当2000円の時代。高度成長で賃金がどんどん上がった時代だよね。
確かな修行した職人は一言、二言ですべてが通じる。
現場に精通している。
こっちも負けないけどね。
こんな先輩たちにいろいろと教えてもらったことが蘇る。
こういう人たちが仕事をしなくなると、建築の業界は変わってしまうよ。

PAGE TOP