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昭和の優れものデザイン その1

昨日訪問さていただいた築60年超の平屋建て。
おしゃれデザインが満載のお住まいでした。


玄関庇の樋。銅板製。竹木のようなデザインを銅板で作ってて凄い!!! 


仕口も鋲を打つ恐ろしく素晴らしいデザイン。つまり防止のための掃除口は竹をスパッと斜めカットした形で見せている。

これ既製品じゃないよ。全て手作り。

今では板金工事と言いますが、昔は飾り工事と言ってました。 これを見ると飾り工事という意味合いがすごくわかる。 ずっと見ていたくなるような樋。樋一つだけで相当なお金をかけている。

こういうのを見て思い出すのは、昔の板金屋は現場でサクサク作っていた光景。 最近は工場で作って持ってきて取り付けて終わりだけど、昔は板金屋が叩いて作っていたよ。 でもこの精巧な銅板製樋は工場加工で時間をかけて作ったもの。 要らないと言われたら持ち帰りたいぐらいです。

銅板に緑の錆が吹き出していますが、これは緑青と言って銅板特有の錆。 緑青が出ているから詫びサビになるのですよ。

建物は数寄屋作り。 磨き丸太の軒桁に小丸太の垂木、書院など小洒落たデザインをしている。 洋間は洋間でまたおしゃれ。

それは次回以降で。



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