明治村にたまに行きます。
前回行ったのは10年以上前。
ここでディテールの勉強をします。
先人たちのデザイン、それを実現させる施工方法は心を揺り動かす何かがあるんですよ。
その時撮影した写真を軸に明治村シリーズと銘打ってblogを少しずつアップしていきます。
これは式台です。
木目と経年変化の具合から栂材ではないかと思います。
巾8寸。1寸は3.03㎜。すなわち8寸は≒24㎝。
それを受けているのが方杖です。
下から受け材が入っているでしょ?
これだけで荷重を支えることができる。
支える方杖のデザインも凝っている。
もっと詳細に撮影すればよかったですが、反り防止の木の下にRを描いた方杖を取りつけ支えています。
少しばかりごついですが、もう少しアレンジするともっと良くなるよ。
こんな写真を撮っているのは建築関係しかないなー(笑)
明治村、一人で気ままに行く時間をどこかで取りたくなっています。
日本の伝統的なディテールと西洋のディテールが混じったとっても素敵なデザインがあふれる宝庫ですよー。