戦後建てられたこのお住まい、築年数は70数年。外壁はトタンと言われる鋼板です。
錆びが出ています、が、目的の防水効果は不変。
表面錆びだけで板の裏側まで回った錆はなし。
美観がよくないので塗装をされる方がいますが、雨から建物を守るという最大の目的の防水能力は不変です。
トタンの正式名称は着色亜鉛鉄板と言います。
色が塗られた亜鉛メッキの鉄板というものです。
まぁ鉄板と理解頂いてOK。
鉄板が錆びてボロボロになるまでは相当な期間が必要。ましてや雨が当たってもすぐに流れて乾く外壁ならその寿命は相当長いです。
美観さえ気にしなければノーメンテ。
とっても値打ちで良い外壁材だと思いますよ。
最近はガルバリウム鋼板。鉄とアルミの合金製でトタンより遥かに劣化速度は遅い。
自己修復作用もガルバはあるので、傷がついてもそこからボロボロになることはないと思います。
このように鋼板系の外壁材は最強。
建ててから外壁塗装する必要もないし、家計にも優しい素材。おまけに軽いので耐震性能的には有利です。
鋼板系の外壁は個人的には大のおすすめ。
後はデザインの好き嫌いだと思いますよー。