ディック・カッツと言うと、趣味がいいねぇ!!と言われるのが定番。

この録音はギターが入ったカルテット編成。
とにかくノリがいい。
小気味良いという言葉が似合うかな?

以前紹介したモリス・ナントンと同様マイナーピアニスト。

ジャケットにもお金かけていないのがわかるよね(笑)

でもこの写真の彼の雰囲気とは違って、アグレッシブ。
聴いてて疲れない。飽きない。
そういうのは名盤だと思うよ。
両面聴いて疲れ果てるのがこれ。
世間では大名盤と言われているが、一騎当千のジャズメンのアドリブがなく、堅苦しい感じ。

マイルス・ディビスファンには申し訳ないけど、彼のアルバムは買ってすぐに処分しました。
初期も初期のマイルスは違う。コルトレーンも然り。
いろいろとやりすぎると魅力が無くなってしまうのは、仕事も同じ。

我々も木、土、紙、草、石を軸にして原理原則・適材適所＆構造躯体を知り尽くした上でのリノベーションを強く提案していくよ。
あれもこれもやらない。
強みを最大限に。
マイルスから学んだことかなー。