もう半世紀近く前のお住まいになりますが、当時は贅を尽くした玄関屋根デザイン。
屋根材との隙間から雨水侵入し、内部の木材が腐敗。そしてタイル部分が垂れ下がり、落下寸前だったのをたまたま発見。
危ないです。
これでは雨水は入り放題。
下から見上げると・・・
こんなに離れてしまっているのはタイルが下がってしまったからです。
落ちそうで怖かった。
仮の処置でつっかい棒をして当座凌ぎしていましたが、昨日何とか新しい屋根の形が完成。
玄関の軒天井はアガチス羽目板というとても美しくてしなやかな化粧板です。
屋根の防水シートも貼ってくれて、これで年またぎをします。
年明け、早々に板金屋さんが屋根を施工して完了予定です。
このような工事は解体してみたら、思わぬことが出て臨機応変にやらなければなりません。
当座の計画とだいぶ変わりましたが、何とか美しい姿に。
やはり雨は屋根に落ちたらすぐに排水される形が良いね!雨水を貯める事は劣化の原因になりやすい。これは昔からずっと言われていることで、長年何もしなくて済むのはこのような形ですよー。