下記の一部だけを切り取っても要素がてんこ盛り。
耐力壁増設するには、基礎+構造軸組+耐震補強部材が必要となる。
窓も既存のものから小さいものに交換予定➩新たに壁をつくるために材が必要。
壁をつくりたくないところは一つ柱を添える添え柱で補強。
ネットから失敬した写真では、
柱を一本横に足し、既存の柱とコーチボルトでつなぐだけで柱の断面積が増えて座屈を防ぐ効果がある。
壁はダメ、さてどうする?添え柱にしよう、壁から添え柱分が出っ張るけどどうする?と綿々と課題が続きます。
新築ではこんなこと考えなくていいです。
リノベーションは暮らし方を第一にしますが、補強は双璧の考え。
暮らし方と補強を並行して検討し、実際の現場ではどうなる?を考えないといけません。
新築の3倍の知恵と知識と脳みその回転数です(笑)
だから楽しい。
技術がないとこれはできません。
一朝一夕で身につくものではなく、現場での経験値が何より試される。
全てのリノベーション現場が異なるので、臨機応変の力も試される。だから深くて楽しいんですよー。