前回は数値を使って我が家の断熱レベルを確認することをお伝えしました。
同じ家で窓と断熱の仕様を変更してみましょう。
私たちがご提案できる最高の仕様は、
サッシがTWタイプ+床ネオマフォーム60㎜+天井セルローズファイバー150㎜+壁セルローズファイバー120㎜になり、計算結果は
この家の体感は夜に暖房を切って、朝起きた時の室温が10℃を下回らないというレベルです。
10℃を下回らないのは悪くないですよ。
これは断熱とサッシだけの性能を加味しただけであり、無垢床とセルローズファイバー断熱、漆喰・珪藻土・中霧島壁などの蓄熱+放熱を加味していませんので、体感的にはもっと暖かく感じると思います。
名古屋周辺地域でヒート20G1レベルの断熱を獲得すれば十分な性能になると思います。
すぐに性能数値競争をするのがこの業界の常(笑)
東北・北海道・山間地ならヒート20G2以上は必須かと思いますが、適材適所ではないけど地域に見合った設計で良いのはと思います。過度にするとコストも増。
何事もバランスが大切だよねー。
ますせは数値で現状とリノベーション後を比較してみる。この性能数値の違いはとても大きいです。
どこまでやればいいのか?全てやるとどうなるのか?
ひと部屋だけでもシュミレーションできますので、寝室とリビングは絶対!!!という方向性もありますよー。