ウエストコーストジャズと言われる西海岸のカラッとした爽快なJazz。
アート・ペッパー、チェット・ベイカー、ズート・シムズ、ジェリー・マリガン、ボブ・ブルックマイヤー、クロード・ウィリアムソンなどの面々が数多くのアルバムを出しています。それをVA(VARIOUS ARTISTの略)化したシリーズが私は結構好きでよく聴きます。
私が持っているものはVol.1、3、4、5。2を見掛けない。
これがおそらくVol.1。1とついてない。このシリーズで終わりだったはずが、意外と人気で2、3、4、5とイシューしたのかも。
この3が一番人気だと思います。西海岸らしいジャケットだもの。
この4が私は個人的に好きです。ギタリスト ジム・ホール、アルトサックスの名手チャーリー・マリアーノが入っている。
そして5。
可憐な歌姫アニー・ロスが入っているのがいい。少し地味なアルバムかな。
他にもウエスト・コースト・ジャズというタイトルをつけたものがスタン・ゲッツが録音している。
ウエスト・コースト・ジャズの代表作と言っていいブリブリクールに吹きまくるスタン・ゲッツが魅力です。
この続編の「More West Coast Jazz」
ジャケットはめっちゃいいけど、一枚目のがはるかにスタン・ゲッツらしいよ。
ファンは聞かなくても持っていなくてはならない。それがJazz好きの宿命(笑)
当時の面白いのはジャケット違いで同じ内容のものがあること。
ジャケットが違っていれば買うしかない。おまけにCDも買う。ハイクオリティーのCD(Hi Quality CD)が出ると買う。聴き比べる。気づくと同じアルバムがレコード2枚とCD2枚。
頭がおかしい。でも仕方ない。そういうジャズマニアは結構いると思う。そういう方はオーディオに大金を注ぎ込んでいる方が多い。私はオーディオにはお金かけないと決めているので、我慢。今のシステムで聴く。それでも違いはわかる。
意外とCDの方がいい録音じゃないか~というものもあったりで進化が凄いよ。
でもレコードのアナログ波長にはかなわない気がしますけどねー。