昔の外装工事といえば、必ず左官屋が必須でした。
私の修行時代も外壁は左官でモルタル仕上げまたは板金でトタン仕上げの二択でした。
当時の左官屋も腕利き揃いでしたが、もう少し前の時代・・・戦前以前のの左官屋は凄腕揃い。
このセメント仕上げすごくないですか❓
私の修行時代も外壁は左官でモルタル仕上げまたは板金でトタン仕上げの二択でした。
当時の左官屋も腕利き揃いでしたが、もう少し前の時代・・・戦前以前のの左官屋は凄腕揃い。
このセメント仕上げすごくないですか❓
ひょうたん型にえぐる、その上には細かな細工が・・・
どれだけ時間がかかっているんだよう・・・と思わず呟いてしまいます。
そしてこれ、入り口の額縁。
ピンとラインが出た角はまさに左官のうまい下手を見せるところ。
おまけに額縁の面がカーブを描いています。
おそらく左官コテをこの形に作って仕上げ他はず。
道具まで作ってしまうんですからね。
ラストは洗い出し。
上手?とは言えないけど、細かな砂利の目はよく出ていてまずまず。
私は左官は土のマジシャンと呼んでいますが、そう思いませんか?
土のマジシャンは左官、木の芸術家は大工。
職人だけど、芸術家レベルだよ。