階段の手すりというと、丸棒をすぐに思い出すかと思います。
金太郎飴みたいに丸棒が当たり前になっているこの頃ですが、私たちの標準仕様はボードレールです。
すっきりしてませんか?ラインがシャープ。
壁の一部として見ることができるのは、溶け合っているからです。
真っすぐな板材を斜めにぐいっと延ばす。
建築で丸になっているものはほとんどなく、突然丸が出てくると違和感を感じたりします。漆喰の壁には直線が似合います。
丸棒はしっかりと掴むことができますが、手摺は身体のバランスを保つためにあるもの。
倒れることを前提に手摺を作るのではなく、補助として活躍できればOKと私は思います。
手摺一つ、深めたいです。もっと楽しいデザインもありますよん~。
ちなみに私は丸い手摺りも好きなんですが、笑。
階段の手摺もいろいろと
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