一昨日、電磁波対策の依頼を受けたお住まいまでオールアース工事の床のスパンボンドの工事をしてきました。とても大きな家です。
本来は床から貼って、壁に立ち上がる形なのですが、今回は壁を先に貼って床を貼る、順番が違うので施工精度の難度が上がります。床から配管が出ていたり、電気の配線が出ていたり…もともとシートは柔らかいのでとても貼りにくくなります。
上部の写真の部屋は床だけの施工です。どこで発生している電場と言うものを地面に落とすのかと言うと、ここの接点です。
壁からちょろりと深緑のシートが出ていますよね。そこと床のシートが接触すれば全体にアースが取れていることになります。拡大すると…
床のシートと壁から出ているシートが接触しているのがわかりますよね。このシートの上から床を貼ってもらえればそれでオッケーです。とてもシンプルな施工方法ですが、貼る手間が結構かかります。
ちゃんとつなぎ目は10センチを確保しなければいけないし、工事する順番が逆だと施工のスピードは半分に落ちます。ですが、接点を1カ所でも撮っておけば電磁波対策ができると言う素晴らしい技術です。まだまだ世間には認知されていると思いませんが、広がっていくと嬉しいです。