天白区で建築中のお客様の現場。床施工中。床材はナラの木。オーク材です。厚みが18ミリもあります。
乱尺と言われるもの。長さがマチマチ。昔やっていたそのままの現場景色に大工さんと大笑い。
※乱尺
床仕上げ材などの板材で、長さがバラバラのもの。 長い材が取れない広葉樹に多く、長さが不ぞろい。定尺材と比べると手間がかかる。
仕上がりの継ぎ目が不規則になり、ひとつひとつの材料が短いことから、施工後の狂いによる影響が少ない。
とありますが、手間がかかるのはこんなところにも↓
上の木と下の木が若干幅が違うのはわかりますか?こういうのをキワ鉋、五徳鉋で削っていかないといけないのが大きな手間。最近の現場ではめったに見ない鉋が登場するんですよ。
無垢材は手間がかかる。本物の木の扱いを知ってる棟梁じゃないとできない。無垢材を作業員レベルの職人に貼らせると後々大変。昔もいました、本当に下手な大工が。
木のこと知らないんだもの。厳しい修練積んでいない職人は新建材という誰でもできるものしかやったことがない・・・レベルが落ちたな・・・
次回はこれを綴る予定。この現場のご実家にオーディオルームがあります。私もジャズレコードを持参して聴かせてもらいましたが、素晴らしいの一言。
オーディオを載せる台をつくってほしいとご依頼があり、こんなものをつくりました。
音が変わったよ!またリポートするぜ!