天白区A様邸のリフォーム、今回は浴室と洗面台の話題です。
リフォーム前の浴室はタイル貼りの床の「湿式」の浴室。従来の日本式家屋では一般的な浴室の工法でした。壁にはビニールクロスが貼ってありましたが、通気性がなく、調湿機能が働かないため、湿気によるカビに悩まされていました。
そこで、まずはユニットバスへのリフォームをご提案。さらに、調湿効果にすぐれた珪藻土を使用した塗り壁材をご提案させていただきました。
珪藻土の表面には無数に孔が空いており、湿気を吸放湿する役割を果たしてくれますが、孔の大きさは小さ過ぎても大き過ぎてもいけません。直径2〜50ナノメートルという最適な大きさの孔を持つ珪藻土を原材料にした塗り壁材を採用。浴室の湿気を防ぎ、カビの発生を抑える効果を発揮してくれています。
また、洗面室には化粧台がなく、整髪料などが置きっぱなしの状態になっていましたので、収納用の引き出しなどをご提案。すっきりとしたスペースに生まれ変わることができました。
リフォーム後のお住まいに暮らし始めたA様からは、「今回、クッションフロアなどの自然素材ではないものから無垢材に変えたときに感じる心地よさがよかった。初めて床を変えて寝て、次の日起きたときにする木の香りなどがしてやってよかったと実感している。住みながらのリフォームではなかなか難しいが他の部屋もやりたいとも思った。」とお声をいただきました。
私たちもお力添えできたことを嬉しく思っております。
「on・new うえやま建設」では暮らしを快適にするさまざまなリフォームのアイデアをご用意しています。「こんなことでもお願いできるの?」といった些細なことでもぜひご相談ください。