丈夫な建材を使ってもお家全体の「バランス」が悪いと、地震の大きな揺れで倒壊する危険性が高まってしまいます。お家のバランスと言われても普段、特別に意識することはないかと思いますが、地震に強い家の設計を考える上で大切な要素となるのです。
お家のバランスの基準となるのが、「直下率(ちょっかりつ)」。1階と2階の柱や壁の位置が一致する割合のことです。1階と2階の柱や壁がまったく同じ位置であれば、直下率100%のお家になります。
もちろん、1階と2階がまったく同じ間取りということはまずありませんが、デザイン性ばかりを重視してこの割合が低くなり過ぎると、家全体の重心が安定せず、構造的に弱くなってしまいます。
大きな地震にも安心して暮らせるお家をお届けするために、「on・new うえやま建設」ではお家のデザインを考慮しながら直下率60%以上の家づくりに取り組んでいます。
上下階の柱や壁の配置に細心の注意を払いながら、デザイン性と耐震性の高さを両立させる。設計士は1軒1軒のお家に綿密な計算を施しながら、バランスの取れた家づくりを実現しています。