聞きなれない言葉ですが、我々はオールアース住宅のご提案もしています。
昨日、あるお客様のところで測定をしてきました。
幹線という一番の柱になる電線のところから大きな磁場が発生。これは配置変更するしか手がありませんが、測定は現実が見えるので対策が打てます。
電場というものは、下記の絵の通り。
パソコンをずっと触っているような感じになるんですね。
これも測定ではいろいろと出ていて、特に家電。家電のアースをとることをお伝えしました。
木造住宅はオールアースをすることをお勧めします。
特に二階の寝室と子供室。長く過ごす空間だからこそ、電場から人を守りたいですね。
以下、電磁波対策しなくてはならない理由です。
住まいの内部に張り巡らされている電気配線からの電磁波(特に電場)をカットして帯電し続けることを防ぐのがオールアース。
家から出ている電磁波に気付いてください
パソコンや携帯電話から電磁波が出ていることは、みなさんご存知のとおりです。しかし、電磁波の発生源は、もっと身近で見えないところにもあるのです。それが「家」です。住まいから電磁波が発生しているということを、ぜひ知ってください。しかも、昔の家よりも新しい家のほうが電磁波が強くなっているのです。
今の家が電磁波が強いわけ
パソコンや空気清浄機が一般的に使われるようになったのはごく最近のこと。今や1部屋に1台が当たり前になったテレビやエアコンも、ほんの数十年前までは「一家に1台」と言われていました。家のなかに家電製品が増えたということは、それだけ電気をたくさん使うようになったということなのです。 |
一般家庭の電気使用量は、わずか40年で5倍以上になりました。電気をたくさん使うために、建物も変化しています。建物の内部には、外の電柱から各部屋へ電気を運ぶための屋内配線が通っています。家電製品のプラグをコンセントに差し込むと電気が使えますが、このコンセントの先(壁の内側)から配線が通っています。
屋内配線は室内の壁のなかを縦横無尽に張り巡らされています。室内は、まるで電気コードの鳥かごのよう。25年前は2階建ての住居1軒あたりで150mほどしか使われていませんでしたが、今はなんと1,000m以上、約7倍の量のコードが使われているのです。
屋内配線から発生する電磁波
床下や壁の内側を通る屋内配線からは、電磁波が発生しています。電化製品の場合、電磁波はコンセントに差し込んでいるときしか発生しませんが、屋内配線の場合は一日中ずっと発生し続けています。家にいる限り、電磁波に囲まれている状況になりかねないのが、現代の住まい。屋内配線はブレーカーを落とさない限り常に電圧がかかっているため、配線が重なった場所からは特に強い電磁波が発生しています。
電磁波のうち「電場」はアースでカットすることができます。電化製品ならば、アース付コンセントで電場がカットされていますので、パソコンを使うときなどはアースをすることをおすすめします。では、パソコンと同じように電場が発生する家(屋内配線)はどうすればアースができるでしょうか? それを実現したのがオールアース住宅です。
オールアース住宅は、屋内配線からの電磁波(電場)をアースすることによりカットし、健やかな住まいづくりを実現しました。今の暮らしの便利さはそのままに、余分なものだけを取り除くことができたら――そんな想いから生まれた住まいです。