うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

スタンダードの解釈

今持っているレコードをもし売却するとした時に、絶対に手放さないものがうん十枚かあります。
その一つ「Zoot」は三指に入ります。

これは最初はCDでした。
車中ではこれを繰り返し繰り返し。

聴けば聴くほど、するめのような味わいがある。
彼の「That old feeling」・・・このスタンダードの解釈が素晴らしい。
タイトル通り~古のムードが自分の過去と重なる。
いろんなアーティストの「That old feeling」を聴いたが、自分の中ではこれ以上がないのです。
Chet Bakerの「That old feeling」じゃなく、Zootがいい。

「920special」は豪快スイング。

ジャズはスイングしなきゃいけないと思いますが、まさにそれ。

「Bohemia after dark」はテナーじゃなくアルト。これも実にいい。

上手というか、曲の解釈はその人の個性が出る。ズートは私にはぴったり。

ピアノはジョニー・ウィリアムス。ちょっとぎこちなく叩きすぎと思います。
手数がすごく多くて好き嫌いあるよ。

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